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One Fine Day

音楽/映画/本/旅行/ジムの話から日々の些細なことまで
思いついたことを思いのままに書いてます
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本 「悪人」
妻夫木聡と深津絵里主演で映画化された、吉田修一作の原作『悪人』。

話が進むにつれて、胸が引き裂かれるほど辛くなって、悲しくなっていく。ある殺人事件を中心に、それに関わる人たちのドラマ。本当に"悪人"なのは誰なのか。"悪人"と意識していなくても、人を簡単に傷つけてしまう"悪"。本当は善人であるはずなのに、不器用さとあるきっかけによって、道をはずれてしまう善がブレて突然なってしまう"悪"。誰にでも潜んでいる"悪"。登場人物の語り口調で終わるラストに、いたたまれない気持ちになる。どうにかしてあげたくなってしまう衝動にかられる。切なすぎるヒューマンドラマ。

吉田修一の言葉には、それでも愛情と優しさの温かさが伝わってくるようなものがある。ふとした動作。たとえば、胸や背中をポンポンと叩く、これだけの言葉にジンと人の肌の温かさが伝わってくる。他にも、風景や動作やしぐさ、言葉使いによって、まるでその場に居合わせているような、その場の一部になった気になる。これは彼の別の作品『パレード』でもそうだった。絡み合う人間関係の気持ちの伝わり方や思いの描写が見事だ。

「悪人」は映画の配役を知ってしまってから読んだので、読んでいる間は登場人物それぞれが、その俳優で動いていたけれど、それも効果的だったように思う。すごく、登場人物に気持ちや温度があるように思えた(映画を知っていなくても、それは充分に伝わってくるものだけれど)。結末がわかっていても、映画も見てみたいと思う。人は必ず誰かと繋がってる。その繋がりが、時に痛くて、時に鬱陶しくて、でもそれが必要で、その繋がりをきつく抱きしめるような愛しさを感じた本だった。

*映画『悪人』オフィシャル・サイト

 
| 本のハナシ | 23:16 | comments(2) | trackbacks(0) | |
こんにちは。

“悪人”…この本は一応知ってはいたのですが、やっぱり読んだことはありませんでした;。この本も映画化されたのですね、妻夫木さんが出演しているとは!。

悪人ではない善人であるはずの人がちょっとした出来事で悪になってしまう、そのことについて深く書かれている内容なのですね。どんなに良い人でも、悪人にならないとは限らないということを改めて痛感させられそうです…俺も読んでみます!。
| Underdog | 2010/07/31 12:49 PM |
>Underdogさん
本を読んで、映画を見たいと強く思いました。切ないけれど、とても切なすぎるけど、人間って強くないんだなと改めて思った作品でした。
| ali | 2010/08/02 10:06 PM |









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