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One Fine Day

音楽/映画/本/旅行/ジムの話から日々の些細なことまで
思いついたことを思いのままに書いてます
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本 『夜行観覧車』
1/18からスタートしたドラマ「夜行観覧車」の原作。ドラマが始まるのを知って購入し、原作かドラマか、どちらを先にしようかと迷ったけれど、原作があまりに読み応えがあって、ドラマ開始前に読み終えることができた。だから結末はわかってる。だけどドラマを見たら、展開や結末がわかっていようが、原作とは別物のスリル感が味わえて面白い。時間の経過が前後するのを、ドラマは分かりやすく映像で伝えてる。原作とは少し違うストーリーが添えられてはいるけれど、それは不要なものではなくて、原作でも味わうドロドロと黒く重い中に引きずり込まれる感じをより引き立ててると思う。湊かなえの綴る、普通の人が普通に言うだろう現実味を持った言葉がヒリヒリと、相変わらず痛く刺さる。

高級住宅地に引っ越してきた遠藤家。事件が起こる向かいの高橋家。昔ながらのコミュニティを重んじ、それを乱すもの、新参者をよしとせず独裁者のごとく振る舞う小島さと子。この三者が話の軸。高橋家で起きた事件を、遠藤家、小島さと子、高橋家の子供たちの視点で描いてく。湊かなえの凄いところは、語られる人物それぞれに、読んでいる方を引きずり込んでしまうところ。読みながら感情が、軸になる人物に乗り移ってしまうかんじ。みんな理不尽だったり、自分が一番だったり、人間絶対こういう部分あると共感するから、グイグイと引き込まれていく。ただし、理不尽の塊のような娘には、読みながら一喝したくなった。よくもここまでリアルに書けたな。結末は、ドロドロしたところから一筋の光が射すかんじ。こういう終わりを持ってきたかと、ちょっと意外。

ドラマでは普通のサラリーマン一家の主婦を鈴木京香、セレブリティで何不自由ないように見える家族の母親を石田ゆり子、猛禽類のような鋭い目を周囲に光らせるコミュニティのドンを夏木マリ。この配役は見事にハマってる。一話から鈴木京香は、普通のお母さんが板についてる。キレイだけど、なんか疲れてる感じ。私は、原作を読んでもドラマは楽しめると思う。逆にドラマを先に見てから原作を読むと、原作があっさりしてるように思えるかもしれない。それはドラマだからこその、効果音や映像の技術や主題歌なんかの装飾で、少し彩り豊かになってるから。それにしても、これからのドラマの展開を、毎回どきどきしながら見ることになるんだろうな。

| 本のハナシ | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | |









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