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One Fine Day

音楽/映画/本/旅行/ジムの話から日々の些細なことまで
思いついたことを思いのままに書いてます
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本 「フリーター、家を買う」

温かいんだ、人って。真剣に向き合えさえすれば、それ相当のキャッチボールができて、閉じた気持ちだって開ける。なんたって家族は温かくてかけがえのない存在。そんな温かいはずの家庭が崩壊、母は精神的なダメージを患う。堕落したフリーターが一念発起。精魂叩きなおして、母のため、家族のため、これからの自分のために立ち上がり、すべてを仕切りなおす!青春ってほど青臭くない。

彼はページごとに成長をして、人間としても器も大きな人物になっていく。母の病も少しずつ回復をみせ、頑固一徹親父の石頭もしだいに柔らかくなっていく。みんなが不器用すぎたゆえに起こった悲惨ともいえる状態は、今の世の中、どこの家庭でもどんな人間関係の中にでもどこにでもありうること。だから真実味がある。第一のパートは家庭崩壊から建て直しまで、第二のパートは主人公の就職が決まり、社会人として大人として働き出して、それによって様々な事柄の軌道修正が自然と行われ、冒頭のダークなムードから脱却、思惑通りの結末で締めくくられる。

主人公は就職後も前の自分をすごくいい加減なヤツ、駄目なヤツと反芻し続ける。これって必要なことかもしれない。駄目な部分は、後にそれが多いに糧になる場合もあるから。彼はそれを仕事にも活かして、会社の中でも出来る度もあげていく。一度落ちても、這い上がれる。人生そんなにうまくいかないのは承知で、だけど落ちた底から学んぶこともあるんだと、なんだかしみじみと思わせる小説。

話題になっただけあって、ストーリーも現実にある問題をいくつも取り入れていてリアルな恐怖や切実な思いが伝わってきた。出てくる人物すべてに、人間味(良くも悪くも)がある。それが読む側がストーリーに入り込みやすく、その一部になれたような感覚さえ持たせる。だから出てくる人物にこちらも喜怒哀楽の感情移入をしてしまう。ここまで持っていくこの小説、けっこう面白い。

| 本のハナシ | 21:21 | comments(2) | trackbacks(1) | |
リアリティがありそうな本ですね。最初は暗くて悲しい序章で始まるけれど、次第に何があってもポジティヴに生きていく人々の力強さが書かれていそうで是非読みたくなりました。タイトルも良いですね!。

素晴らしい本はどれでもそうだとは思いますが、人に感情移入をさせることが出来る本は本当に凄いです!。

ところで、俺のブログでは久しぶりに本を更新しました。また、小説の続きも無事更新出来たので、よろしければご覧になって下さい。
| Underdog | 2009/09/29 9:10 AM |
>Underdogさん
面接や就職活動の参考になるようなことも書いてありましたよ。色々と、参考になることがたくさんある本です。
Underdogさんのブログもチェックしますね!
| ali | 2009/09/29 4:32 PM |









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フリーター、家を買う。 有川浩
「母さん死ぬな―」へなちょこ25歳がいざ一念発起!? 崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。 町内でのいじめ、家庭内不和、困難な就職、精神疾患と重い出だ...
| 粋な提案 | 2010/12/18 2:24 AM |